【7月14日】人生は伏線だらけ!

7月14日土曜日
今日は夜、クラスの友達が大阪から戻ってくるので飲んで、その後はサークルの先輩が福岡から戻ってくるのでオールで飲むという予定。昼間はまた彼氏2の方と連絡が取れず非常にいらだった。連休になると連絡が取れなくなるのはちゃんとお付き合いをしていた時から。そりゃそうだ。遠距離の本命がいることを私はもう知っている。2年も前から。


それからこいつに一泡吹かせるためにまだ関係を続けてはいるけど失敗しそうだ。もうダメな気がする。でも昔だったら気長に機を待ちたい、とかまだ好きな気持ちがあったときは、未練が断ち切れなかったりしたけど。あれからもう2年。さすがに私も消耗してきた。こんな不毛なことで心を乱されたくない。こうやってダメージをくらえばくらうほど、倍返しにして仕返ししてやる、という気持ちが大きくなって、ますます引くに引けなってくる。何も手につかずどうしようもなくなっていたので、友人Mちゃんに連絡をしてすこし気持ちをなだめてもらう。


まあでもそんなことより、今日は楽しい飲みの二本立て。ばっちりメイクをして、夏らしいアホな恰好をして新宿に向かった。浮いた。この恰好で銀座をうろつくとすごく浮いた。けど、新宿についたら馴染んだのでよかった。


今日の友達とは久し振りに飲む。大学1年のころから、同じ中国語を落として一緒に少人数の再履修を受けており、まあまあ仲良くしてた子だけど、再履修が終わってからというもの、なかなか会っていなかった。


とりあえず、新宿の居酒屋に入る。まさかのここで年齢確認をされたので、びっくりした。たしかにとても24歳OLには見えない恰好をしてはいるけど。彼は私のとりとめのない話を熱心に聞いてくれて、相変わらず優しいなあ。と思う。


二軒目に入った居酒屋は、大学1年の冬初めて二人で飲んだ時と同じ居酒屋だった。本当にたまたま、偶然個室の居酒屋を探してたらそこに辿りついて、すごく懐かしい気持ちになった。その頃は二人でドライブに行ったりダーツに行ったり、田舎から出てきたばかりの大学一年生の私にとっては、それはとんでもなくきらきらしたまぶしい日々で。それで、その子のことも結構好きだった。昨日私は一件目からすごく飛ばしていて、それなりに酔いが回っていた。


私普段はすごく大人しいのに酔っぱらうとこう、何でもできる!!楽しい!!!楽しければ良い!!!くらいしか考えられなくなる。まじでなんで???全然別の人みたいになっちゃう。ツイッターのアカウントを切り替えるみたいに。


だから、酔いと勢いに任せて実は昔好きだったんだよねーとか、言った。小首をかしげて。この角度の時の私はかわいい、とか、わかってる。分かってるし体が勝手にしなを作るというか。中学の先生に小首の傾げ方で見つけられたり、高校の時女友達にくねくねするなといわれたり。でもしみついたその小細工が的確にヒットするようになったのは大学以来なんだけど。


なんでそんなことをわざわざ言ったかって、そんなの「なんか楽しそう」くらいにしか考えてなかったんだけど。そしたら向こうが予想以上にびっくりして、「え、なんで早く言ってくれなかったの?」って。久しぶりにドキッとしたかもしれない。4年前のこの場所で、もっと早く言ってれば、きっと全然違う人生だったんだろうな~と、ぼんやりする頭で考えつつ結局4年前と同じような流れで解散した。


4年前。あのころはまだ二人ともハタチで、あれから私達は大学を卒業して、今24歳になったわけだけれど、一体何が伏線かわからねえなー、と思いながら新宿から新小岩に向かった。今度ドライブに行く約束をした。この先どうなるのかは分からないけど、思わぬ言動が伏線になって、思わぬところで回収されるものだから、とりあえず行ってみてもいいかな、と思う。


新宿から中央線に乗る。でも終電ギリギリだったのでホームが違った!慌てて飛び乗る。そして御茶ノ水で乗り換える。あ、そうそう。こうやって乗り換えてた。2年半前、私はよくこの電車に乗って新小岩に通っていた。例の二股彼氏が昔住んでいたから。座った途端、吐きそうになった。でもそれは、幸福だった2年半前を思い出したからではなく、単純に気が抜けて酔いが回ってきたから。もうなんの感傷もない。ここに通って、楽しく過ごしていた日々があったっていう、記憶はちゃんとある。ここのお店によく飲みに行った。近くのセブンで良く買うおにぎりはこれ。帰り道あの時こう言った、ああ言った。こんなテレビを見て、部屋には何が飾ってあって、って詳細にも思い出せるけど。でももう、あの日々に戻りたいだとか、昔みたいに思わなくなった。まだ好きだったころ、二股を知った直後とかはあの頃に戻りたいっていう気持ちとともに何度も思い出してみては感傷に浸っていたものだけど。

 

新小岩駅は、すごい綺麗になっていた。
これは、私の知っている新小岩じゃねえ。もうあの頃は本当に戻ってこない。さっさと歩こう。先輩たちはガールズバーにいるらしいのでそこに向かった。けどまー、見当たらず。結局先輩たちとは外で合流。


先輩たちと合流して話していると、どうやら私がサークルのある女の子にめちゃくちゃ嫌われていることが発覚した。その子はサークルの同期の女の子で、二人で出かけるくらいには仲が良い唯一の子だったので、軽くショックを受けた。私が悪いのでその子に対しては何も言えないけれど。あーあー。もともと女友達が少ないのに、仲の良い女の子がどんどん減っていくことよ…。ま、いいんだけどね。合コンに行くとき困るくらいで。


ただその子の恋愛相談には二年生のときから乗っていて、その子の普段サバサバしてるのに、彼氏の話をすると恋する女の子ってかんじになるの、すごくかわいいと思っていたからそれを聞けないのは残念だなー。


それから結局いつも通りカラオケにいくことになった。
すごく楽しかった!楽しい!お酒を飲みながらみんなで歌うの楽しい!!採点で下一桁が一番低い人が飲むいつものやつをやった。挫・人間の下川最強伝説を歌ったら先輩二人もすきということで最強に盛り上がった。そうだ。あの雪辱の日々を思い出せ。あの頃からしたら、夢みたいな世界に私はいる!!!