【7月26日-28日】大人計画

7月26日木曜日
仕事が少しいい方向に向かった。体の調子も戻った!
夜、少し肩の荷が下りたので飲みたいなと思いつつも帰宅。


そしたら大学のクラスラインが久し振りに動いて。それを動かしたのは留年した友達だった。明日一限の持ち込み可のテストの教科書がまだないとのことで。


蘇る1年前。私も前々日まで持ってなくて、新宿の紀伊国屋に行ったらないし、ブックオフにもブックファーストにもどこにもない。それで池袋のジュンク堂まで行って結局なくて、東京中のジュンク堂には吉祥寺しかなくて、次の日わざわざ吉祥寺まで買いに行った、あの思い出の本笑しかも彼氏と一緒に買いに行ったのに一冊しかなくて。ただ結局普通に学校の本屋にあったっていうね。


そういう経緯があったので、いつかこれは時期を見計らってメルカリで高値で売ってやろうと思っていたのだが。私も時期を忘れていたし、まあいいやと思って譲ることに。


10時前、銀座で待ち合わせして喫煙所で一緒にタバコを吸って帰っていたら、飯まだ?って言われて飲みに行くことになった。今日飲みたいと思っていたところだったし。途中からその子の知り合いも来て、さくっと飲むつもりが気づけば12時過ぎ。木曜日に12時すぎ。
日本酒1合とレモンサワー2杯だけだったけど気持ちよく酔っぱらって、またふんふん鼻歌を歌って帰った。

7月27日金曜日
すさまじく喉が痛い。昨日ちょーしこいて飲んでタバコバカスカ吸ってたから?
でも今日も朝からミーティングで行くしかなく、喉のすさまじい痛みに耐えながら仕事をしていた。


夕方、サークルの先輩から連絡がくる。よく飲む年の近い先輩ではなく、5つ上の先輩。なかなか行けてなかったので、体調を考えると行きたくなかったけど、準備をして神田へ。


行ってめちゃくちゃよかった。すごく楽しかった。仕事の話、恋愛の話、趣味の話、すごく合うのでとても盛り上がった。先輩夫婦の話は聞けば聞くほど、この間別れた彼氏との関係性に似てた。私は大学一年生から先輩夫婦に憧れていて、やっぱり私の選択は間違っていなかったとおもう。先輩たちもちょうど私たちの年の時家庭内別居してたとか言ってたし、ちゃんと仲直りの方法も聞いてきた。今度は四人で飲みたい。いや、本当は奥さん(もサークルの先輩で一年生からよくしてもらってる)と二人で飲みたい。別の、サークル内で結婚した先輩たちは年末に第一子出産だそうだ。えええ。あの、よく宅飲みしてべろべろになってた先輩が??親に、大人に、なるんだな。


といってもあれももう4年前なのか。
先輩と、いつまでたっても大人になっている実感がないという話をした。私はもう24だけど、信じられない。24って、大人じゃん。私は今大人じゃないと思う。だけどあと5年たってもまだ大人になれないのか。先輩は運転免許の有無だと言っていたけど、私は子供の有無なんじゃないかと思う。私は誰かの子供だけどまだ、だれかの親じゃない。


一軒目の時点で、サワーを三杯と日本酒を二合飲んでいたと思う。ただ二軒目から全然覚えていない。ずっと日本酒を飲んでいたと思うけど、正直そこで何話したかもあんまり覚えていない。三軒目に行く頃にはふらっふらになっていた。


三軒目のバーで、先輩はおじさんたちとすごく仲良くしていて、私はそれを見て大人だと思った。私はまだおじさんとはこんなに仲良くできない。アマレットジンジャーをちびちび飲んで、ほんとに限界だと思ったのでタクシーで帰った。タクシーに乗るとやはり急激に体調が悪くなった。酔いすぎて途中よく分からないところで降りてしまった。

 

7月28日土曜日
目覚めると吐き気頭痛腹痛のフルコンボで二日酔いがきた。久しぶりにこんなひどいのになった。アクエリ、トマトジュース、ウコン、シジミのお味噌汁で13時ごろなんとか復活したけど辛かった。辛い4時間だった。


こういうひどい二日酔いになるといつも、初めて二日酔いになったときのことを思い出す。大学一年生の夏だった。先輩の家で宅飲みしたのち早番のバイトに行って真っ青な顔でレジを打ちたまにトイレで吐き、帰って授業にはもちろん行けず昼過ぎまでトイレにこもって吐いていたあの夏の暑い日。今となっては懐かしく何度も思い出してしまう思い出になった。大学一年生、二年生の時のことは、何を思い出してもいつもキラキラしている。


昼に友達からラインが来て、なんとなく片付けて化粧して、7時ごろ銀座に出かけた。友達は上京する前から友達の女の子で、いろいろ話したけど、結局いつもお互い同じ男の話になってしまう。お互い大学三年の夏から時が止まってる。


それまでは二人でいろんな合コンに行って、その後二人で会ってその後の報告をして、すごく楽しかったんだけど。あれ、また一緒にやろうよ。と話して22時ごろ別れた。
夜は何してたかあんまり覚えていない。だらだらしていたと思う。

【7月30日】駆け抜けて日常!

7月30日月曜日
久し振りに日常を走ってたなー、と思う。先週は木曜から飲みっぱなしだったし。まあ、明日も飲みがあるんだけど。とにかく、連休からの数週間はずっと、日常が走り抜ける速さと忙しさだった。


なつかしいな。大学生の時はそういう日々だった。特に2年生までは。
これを書き始めた初期の虚無とは無縁な、立ち止まって考える間のない日々だったけど、でもやっぱりなんだか目の前の体験に対して実感が薄く、感情がそんなに伴っていなかったので、虚無っちゃ虚無なのか?だいたい酔っぱらっていたからかな。

 

ただ悔しいことに二股されている彼氏にはありえないくらい、冷たくあしらわれていて(こういう時だいたい元カノの方に気が向いている)まぁそういうのも経験上分かってるからか、それには過敏に感情が動く。

 

先週を振り返って日記を書いてみる。


7月24日火曜日
まだ体調が悪かった。上司から「待ってても仕事はこないからね」といわれ気合が入る。気合は入るが具合は悪い。

7月25日水曜日
まだ体調が悪い。治らないのは無理して仕事に行くからだと思い、今日は自宅作業。自宅作業してもなかなか終わらないし納期はやばし、人とは話したくないのに電話やらメールやら来るし、人と接するのが嫌すぎてかなり病んだ。

 

木金は次の記事に一緒に投稿しようかな。

【7月21日-23日】好意の修正

7月21日土曜日
二日酔いかもしれない。だるい。
起きてなか卯で先輩と朝ごはんを食べたが、体がだるく何もできない。友人Mちゃんと電話をしたことくらいしか、日中なにしたか覚えていない。眠くて途中昼寝していたと思う。


夕方ごろ、先週久しぶりに会った大学の友達から飲まないかとラインがあった。でも眠たすぎてだるすぎていける気がしない。あいまいに返事を濁してダラダラし続けた。


7時半ごろ、Mちゃんと電話して少し元気になったし、Mちゃんから行ってみれば?といわれ行く気になったので行くと返事をした。ちょっといいなと思ってる男の子も来るかもしれないし。そしたら。場所が渋谷~~。そこまで出る元気もないので有楽町にしてもらった。その、いいなと思ってる子もこなそうだし。お風呂も諦め、適当に化粧だけしてキャップでぼさぼさの頭を隠して家を出た。


9時に有楽町に待ち合わせ、3時間くらい飲んだ。いい子だな~。私の話をうんうん聞いてくれるから。私はいい子の基準が低い、と思う。でも話をうんうん聞いてくれるだけですごくうれしい。気持ちよく飲んで、気持ちよく酔っぱらって11時半に解散。
帰りに、「そういえばこないだ誕生日だったって先週聞いたから」といって本をプレゼントしてくれた。私が本を好きだって話を先週していたから。うれしいな。本をプレゼントしてくれるってうれしい。


私は思春期にまともな人間関係を築けなかったし、大学に入っても築けなかったので、男の子から好意を受け取ると見返りが必要なのかと邪推してしまう。今回も邪推しそうになったけど、多分そんなことない。と、思う。単純に気の利くいい子なんだと思う。


だけどこれがもし、私の好みの子だったりしたら、きっと変に舞い上がって友人Mちゃんに即電話したりしてたんだろうな~。恥ずかしいなと思ったけど、でも勘違いでも舞い上がれるだけマシかもしれない。


帰りはいい気持ちで挫・人間のeveを聞きながら鼻歌をふんふん歌いながら帰った。
帰って、お風呂を沸かしながら、まどろんだ。

7月22日日曜日
そして寝た。お風呂のお湯を出しっぱなしたまま寝ていた。目が覚めたのは午前3時。いやいや嘘だろと。電気も全部つけっぱなし。水道代電気代ガス代…。その全てが無駄になった。思い起こせばまどろみの向こうで、お湯はりブザーが鳴り響いていたような気がする。


それからさらに2度寝3度寝を繰り返し、気付けば11時。
あー。また失敗した。これで何度目。中学生の時からだけど。
中学の時から私は朝型の生活にあこがれていて、何度も5時ごろ起きて勉強しようとしては失敗している。そしてその日一日が清々しくなるはずが、一日失敗を引きずる。最近は少しうまく処理して立て直せるようになったと思っていたんだけど、今日は無理だった。なぜならまだだるいから。ものすごく体がだるいし頭が痛い。


というか喉が痛い。この痛みには覚えがある。というかよく知っている。扁桃腺だ。慌てて鏡を見る。見事に腫れている。そういえば昨日の朝もこんな感じだった。あれは二日酔いとかじゃなく、ただ単に体調が悪かったのか。


扁桃腺の腫れに気づいたらどんどん体調が悪い気がして寒気がしてきた。今日本当は朝勉強してから彼氏の家がある東中野に行く予定だったのだけど、この調子で出かけたら絶対だめだ。彼氏にやっぱりこっちに来てほしい旨をつたえつつコンビニでアクエリを買ってがぶ飲みしていた。


そしたら。なんか怒ってる。私は東中野に行こうとすると必ず体調が悪くなると。自分ちにくるなら片手間にかまってやらんでもない程度なんだと。
うんまあ、否定はできない。私あまり東中野に行かないし、向こうが私の家に来る頻度の方が高いし、最近は来ても仕事してたり本読んでたり。


だけど今日は本当に体調が悪い。知っているはずだ。大学の時から、私が今までも何度も扁桃腺を腫らして高熱を出していたことを。


そこから喧嘩になった。しょっちゅう喧嘩はするけれど、今回はいろんな要因があって私は一回いろいろリセットするいい機会なんじゃないかと思って、思い切って別れてみた。


別に今生の別れじゃないと思ってる。長く付き合っていくためのリセットのつもり。
だけど悲しくなった。自分から言いだしたことなのに。この人のことを異性として好きだったことは全然なかったはすなのに。2年ていうのは意外と長いもんだ。24歳になっても、恋愛のことで泣いたりするもんなんだな。いや恋愛感情はないんだけど。
でもまあそれが問題なわけで。この先、下方修正できるんだろうか。でも人生はトライ&エラー。うまくいかなそうだったらまたそこで修正かければいいんだし、やってみなきゃわかんない。友人Mちゃんにすこしラインで話をきいてもらってから熱でうなされながら寝た。

 
7月23日月曜日
しんどい。とにかく午前中に病院に行って11時のミーティングまでには出社しなきゃいけないんだけど、体がだるくて病院に行くのがつらい。
病院は古くて、診察室にはおじいちゃんの先生が座っていた。扁桃腺炎と気管支炎は大学で何回もやっているので、出された薬を見て安心したわけだが、診察で「クーラーはつけるな」とか「風呂は入るな」とか言われたのでワアー。って思ってしまった。あと私がやせ型なのをみてやたら食え食え言われたな。心配せずともかなり食ってるけどな最近は。


ミーティングを終え少し仕事をしたけど、あまりに寒気がひどいしオフィスはクーラーガンガンなので自宅作業にした。あんなとこにいたら悪化するわ。
自宅作業中も喉が痛すぎて、頭と節々が痛すぎて、正直あまり進まなかった。まあ今日は仕方ないと思うしかない。


彼氏、いや元彼氏とは今も普通にラインとかする。大学三年の夏以前の、まだ一番仲の良い友達だった時の関係に一度戻る、というのが今回の目的なので。確かにすこし以前の感じが戻ってきて懐かしいしうれしい。でもちょっと、やっぱりもうこういう時どう返してたかなっていうのが思い出せなかったりする。まだ1日目だ。普通にこういう時どうなるのか興味があるし、この期間を楽しんで過ごせればいいな。
 

【7月20日】大人の夏休みはパワー系華金

7月20日金曜日
朝、朝風呂にいこうと思って6時に起きたんだけどめちゃくちゃ眠かった。たぶん1人だったら確実に二度寝してる。ただ、友達が起こしてくれて、待っている人がいるというのと、朝、露天風呂に入りたさで、がんばってスッと起きることができた。


ひとりはまだ眠りたいのとことで、朝は二人でお風呂に。やっぱり朝風呂は最高。特に朝日を浴びながら入る露天風呂は最高。このために温泉に来ていると言っても過言ではない。


朝ごはんは結構多め。和食で、あんまり惹かれるものはなかった。私はまだ食べられる方だけど、二人はほとんど食べられなかった。あと、近くで食べていたカップルが朝マック食べたい。といっていて笑った。


私はアポのため一人だけ8時前にチェックアウト。すでに外は暑い。ただ、登山バスは快適だった。朝日が葉っぱの隙間からキラキラ差し込んで最高。それに私はバスが好き。中高6年間バス通だったし。それもだいたい1人で通っていたので、一人でバスに乗っている時間がとても好きだ。窓の外を眺めてぼーっとできるのって、最近じゃなかなかもてない時間だ。けどまあ、眠かったのでしばらくしたら寝た。まあまあ眠れた。

登山バスの人はあんまり親切ではないので、一瞬ボタン押すのが遅れても絶対おろしてくれないし、目の前でスルーされたりする。私達だけじゃなく、結構いろんな人が、めちゃくちゃ乗りますアピールしているのに目の前で止まってくれなくてスルーされてて、ハーンってなっちゃったな。もちろん親切な人もいた。


アポの後、時間があったので芦ノ湖の周りを歩いて箱根神社に行った。本当は13日に九頭龍神社の本宮に行きたかったんだけど、思った以上にめんどくさそうだからそれはやめた。でも箱根神社と新宮だけでも行けてよかった。なぜならおみくじで大吉が出たから笑単純笑ま、ほんとは箱根神社のおみくじは末吉だったんだけど、それは読まずにすぐくくった。今のなし。今年負けなし(負けとは?)なのでノーカンにして九頭竜みくじを引いたら大吉だった。外国人にまざっていたので、おみくじがよく分かってない外国人のフリをしつつ二回ひきました笑


箱根神社の近くは、少し涼しかった。木が全部おっきくてめちゃくちゃよかった。友人Mちゃんといつか絶対に行きたい。本当は関所の方とかも行きたかったな。


それからローソンで涼んでバスを待ち、また別のアポへ。ローソンで涼んでいる時、めちゃくちゃ夏休みを感じた。学生時代、中学も高校も大学もいつも私の最寄りはローソンだったからかな。


次のアポからが地獄だった。歩きが多くて。ちょっとの距離でもめちゃくちゃキツイ。暑いし、パソコンと資料は重いし。気が遠くなった。まじで。ほんとに倒れる。と思ってルノアールに避難したりした。初ルノアール。そこで、ジャケットを着て、外回りをして大人と話してる自分を不思議に思った。ていうか私達外回りに関して何の研修も受けてないんだけど。とちょっといらっとしつつも、もう私は部署的に外回りをすることがないのでまあ、最初で最後だ。と思ってやりきった。ほんとにほんとに暑くて重くてつらかった。気を失わないように、一人で歌を歌いながら歩いた。挫・人間のきつねっこのやつ。


その後三人合流して、帰るか~となったところで、友達が「指輪がない」とい言いだした。びっくりした。いや、だってこういうのやるのだいたい私の役だからさ。まあ結局旅館にあったのでよかったんだけど。ただ、こういう時に当事者の心細さを理解できるので、失くしもの忘れ物多いマンとして優しく接したいと思った。


指輪忘れた子が連絡待ちをしている間、先に二人で帰った。小田原で私が先方と電話していると、もう一人が、新幹線もう来てるから私先行く!!と唐突に置いて行かれたので茫然としつつ、タバコが吸いたかったので駅ビルのドトールでタバコを吸いながら資料を作って送ったり少し作業した。ら、立ち上がれなくなった。めちゃくちゃ疲れていたので、一度落ち着いたらもう動けない。しばらく呆然とした後、どうにか立ち上がって新幹線乗り場に向かった。


しかし、ずっと田舎にいたので駅ビルに入ったときの安心感がすごかったな。やっぱり都会は落ち着く。田舎に住んでた時から都会が落ち着く。なんでだろうな。


新幹線は20分待ちくらいだった。暑いし、周りの外国人観光客が新幹線が通るたびオーバーリアクションではしゃぐので怖かった。あと新幹線も。音といい速さといいとにかく怖い。そんな感じで暑くて疲れも半端ない中、外国人と新幹線に怯えながら新幹線を待ち、新幹線に乗ったら乗ったでおじさんにはさまれて眠ることもできず、バックを抱えて前に傾いて疲れに耐えていた。すごく気持ちが悪くて、今思うと熱中症になりかけていたのかもしれない。


品川についた。ない。またない!切符が。この時は一度トイレの化粧コーナーで鞄を入念に調べたのに全然なかった。あとから鞄から出てくるのに。この時は全然見当たらなかった。ただ、また3000円払うのは絶対に嫌だから鞄を何回も探したら出てきた。なんで一回目で出てこないのか。この時はさすがにものすごく焦ったし、どっと疲れた。品川から山手線に乗る。


フツーに満員だった。それなりにラッシュに巻き込まれたので。本当に本当にしんどかった。気が遠くなった。なんとか自宅に帰りついたのだが、次の予定まで時間が迫っていた。


こんな…こんな思いをしてやっと家までたどり着いたのに?会社の部活?のようなもので出かける予定があったのでタバコを二本だけ吸って、化粧崩れのひどい顔をキャップでかくして家を出た。


部活の後、ホッピー通りで飲み会があった。ホッピー通りには初めて来た。東京って広いな。大学4年間で結構いろんなとことに行ったとは思ったけど、まだまだ知らないところがたくさん残ってる。


でも結構な年上の人たちと飲むのとやっぱり緊張する。緊張してビールをバカスカ飲んでしまった。そして酔っぱらってまた気が大きくなってべらべらしゃべった。なぜ。飲んでないと緊張してしゃべれないけど、飲み過ぎてしまって今度はしゃべりすぎる。


恥ずかしかったのでたばこは席を立って吸った。途中タバコを買い行くとき、近くの居酒屋のテレビで時をかける少女が流れていた。夏だな。後から思えばこの日は終業式だったらしい。終業式という節目から離れて久しいので、特に意識することはなくなっていたけど、それでも思い出せばあのワクワクが帰ってくる。すごいな、子供のころの数年間というのは。もはや社会人になれば夏休みなんてあってないようなものなのに、夏休みって言葉のウキウキ感といったら。


それからみんなで歩いて浅草寺まで行った。歩いてすぐだった。浅草寺は昼間に何度も言ったことがあるのに、こんな近くに知らない場所があったのか。なんだか大人になったのに、場面で夜浅草寺って、なんかちょっと夏休みっぽくない?


しかも浅草寺で初めて凶以外を引いた。吉!吉か~。大吉が良かったな。大学一年の時、高校の部活の友達が大吉を出していたので。(それ以来浅草寺の大吉は見ていない)


その後銀座線の浅草駅で解散した。その時点で私は先輩からラインが来ていたので、渋谷まで出るか有楽町に向かうか悩んでいた。しかも充電は2パー笑また笑つくづく充電がいつも足りない女です。


途中で有楽町集合になったので、私は京橋で下車。そして、きた。酔いが。きた!いつもそう。ひとりになって、気が緩むとどっと酔いが回る。急にくる。ふらふらしながら銀座一丁目の喫煙所まで歩く。もう本当にふらふら。タバコを吸って、隣のファミマでトイレに入る。化粧直したかったし。


そ、お、し、た、ら。べろべろでわけわかんなくなってたので手を洗う水道の水を鞄で反応させ、右半身がびしょ濡れに。でも酔っぱらって激しく頭痛いし吐き気すごいし世界もまわっていたので、あまり気にならなかった。


有楽町、本当に毎回思うけどナンパがすごい。駅前に突っ立ってるって待ち合わせしてるにきまってるじゃん。有楽町は渋谷や新宿に比べたら、大人の街、って思ってたけど、渋谷と変わらないな。いつも通り適当にあしらった。


先輩と合流していつもの居酒屋へ。そこの居酒屋の食べ物は、本来はすごくおいしくて好きなんだけど、この日は全然食べられなかった。気持ち悪すぎて。酔っぱらいすぎてへらへらしていたことも今思い出すと恥ずかしい。


飽きたのでタクシーを拾ってうちへ。やっと家に帰ってこれた。長い一日だった。後日友人Mちゃんに話したところ、「パワー系の華金だね」といわれたので今回のタイトルはそれを採用しました。

【7月16日-19日】ガールズトーク始めました。

7月16日月曜日
ひどい一日だった。今日も無視されている。あ、二股クソ彼氏ね。
なんだか3年の夏を思い出すな~。いつも連休になると連絡がつかなくなった。そしていつも私は連休を無駄にする。早く自分の納得する着地点を見つけなければいけない。

7月17日火曜日
うれしいことがあった。夕方までは内示におびえて本当に苦しい時間ではあったけど、希望のところだったので数か月配属に怯えて暮らしていた日々がやっと終わり、肩の荷がおりた。

7月18日水曜日
夕方から仕事で箱根に。同期の女の子3人で。夜、貸切状態で温泉に入り、寝湯に寝転んで、夜空を見上げながら三人で話せたのがすごく楽しかった。女の子三人で出かけることなんてなかったから、うれしい。


帰りにフリーパスをなくした。結局みつかったけど、自分のアホさ加減に泣きたくなる。なくしたこと自体より、なくすようなことになる自分のアホさが悲しくなる。こういうことがしょっちゅうある。

7月19日木曜日
今日も箱根。暑かった。私箱根に行くのが初めてなのでなめていたけど、本当に坂がキツい。二人と別行動をしていた時、迷ってしまってめちゃくちゃ箱根に来たことを後悔した。

けど、合流してガラス作りをしたら来て本当に良かったという気持ちになった。とんぼ玉でかんざしを作った。各々個性が出まくってて面白かったな。私は赤に金箔を入れて作った。二人は白地にピンクのマーブルだったり、水色に黄緑のマーブルを入れていてそれもかわいかった。とんぼ玉作りは楽しかったのでまたしたい。


今日はおしゃれな旅館に一泊。旅館についてすぐ、私はビールをがぶ飲み。みんなで嬉々として温泉に入った。あと、二人はサービスのお団子を食べまくっていた。私は明日のアポのことで連絡に追われていて、あまりおだんごは食べれなかった。温泉に浸かり風呂上りにビールを飲み、テラスで一服してごはんまで爆睡という超怠惰な時を過ごせた。

あとは3人で色浴衣を借りて女の子3人、かぶることなく色とりどりの浴衣を着て過ごせたのが嬉しかった。私はグレーに赤の浴衣が良かったんだけど、なかったのでグレーに水色のお花の渋めの浴衣をチョイス。


夜ごはんも、日本酒を飲みながらお腹いっぱい食べられた。というかお腹いっぱい過ぎて、食後にまた温泉に入るはずが、動けず、みんなで部屋でダラダラおしゃべりした。それがずごく楽しかった。大学の時はあんまり女の子複数と話すことがなかったけど、こんなに楽しかったんだ。今まで、異性からの承認欲求に飢え過ぎていて、女の子と遊んで何が楽しいんだとしか思わなかったんだけど。本当に楽しい時間だった。結局明日朝も早いのに1時過ぎまでガールズトークして、私はすぐに爆睡した。

【7月15日】終電サバイバーin東京

7月15日日曜日
本当に夢だったと思う。目が覚めたら体がすごくだるい。あんなに楽しかったのは全部夢だ。しかし先輩が11時に新小岩集合とのことでそれに合わせて11時まで新小岩にいた。


それからめちゃくちゃ眠かったし、二股からは連絡が来なくていらだつし、すごく気持ちも悪いけど、どうにか準備をして恵比寿に向かった。


大学の時サークルの関係で知り合った社会人の先輩に呼ばれて、中目黒のバーに行く予定だったのだけど、その前一杯その人と飲むことになって、恵比寿で待ち合わせ。しかし遅れるとのことで30分恵比寿のアトレをうろついた。

私は駅ビルが大好き。なぜ大好きなのかは未だに分からないけど。とにかく駅ビルが好きだ。


それから恵比寿で少し飲んだ。昨日、クラスの子と居酒屋ですこーしだけキャベツと枝豆を食べたきり、何も食べていなかったせいか二杯でものすごく酔っぱらった。そしてまた気が大きくなったのかべらべらしゃべってしまった。その人とは長い付き合いになるので、タガが外れると素で話してしまう。二股のことももちろん知っている。丁度それが発覚した時期にも、飲みに行って話を聞いてもらった。まだあの頃は未練タラタラで、話しながら泣き出すんじゃないかってくらいで、支離滅裂に話してたから今思い出すとちょっと恥ずかしい。


その人の若いころの話もすごく面白くて(刺されそうになったりとか)私のことを、若い小娘だからといって頭ごなしに説教することもない。だからこんなに話してしまうんだろうけど。まあ、不毛なことはさっさとやめな、って話になった。(あたりまえ)だけど私まだ…。どうにか自分の納得いく着地点を模索しなければ。


それから中目黒のバーに行ったんだけど、早く帰るつもりが、大学の時の友達が来てしまい、かなり長居をしてしまった。二人とも、サブカル塩顔男子って感じでMちゃんがすきそうだ笑二人と映画や音楽の話をして、すごく盛り上がっていたけど、いかんせんそこの集まりに行くとおじさんが多い。かっこいいアラサーは許そう笑だけど私はおっさんに、若い女だからといって、自己満の説教をダラダラされるのとかが一番嫌いなので、終電では帰ることにした。名残惜しかったけど。また飲むと約束した。

サークルの仲良くしてくれている先輩から電話が来て、今錦糸町だけどタクシー代出すからいまからあそぼー、といわれたけど、意外と、二股彼氏とさっきまでの気疲れで消耗していたので断った。一応、例の女の子ともその先輩は仲がいいので、「私のこときらいになってないですか?」って聞いたら「それはそれこれはこれ」との返答をいただいたので一安心。


終電を調べると意外ともうないことに気づく。これは、家までは帰れない…。急に先輩のことを断ったことが悔やまれる。タクシーで帰れたのに。だけど彼氏の家が東中野にあるので目的地を変更。この疲れを癒せるのは安心だけ。中目黒の駅までダッシュして日比谷線に飛び乗る。飛び乗ってから気づく。あ、あたしこれなら帰れる。駅は違うけど近くまで行ける。だけど愚痴をいう相手が欲しくて恵比寿で乗り換えた。


そして品川で山手線は止まった。え?ちょっとナビタイムうそ?品川から急いで乗換検索をする。充電はあと4パー。そんな時にまたも先輩から電話「やっぱり泊めてーたのむよー」こんなときに。手短に断って検索結果を彼氏に送信。「おまえこれ、帰れないじゃん」よく見たら到着時刻が5時過ぎになっている。私は、終電を逃したのか?しかもこんな、品川で。目の前に京浜東北線が来た。これだ。これで有楽町まで行ってタクシーに乗ろう。終電だった。


3パーの充電で、友人Mちゃんに連絡する。私の話を一番に聞いてくれるのは彼女だ。帰ったら電話する約束をして、私はタクシーに乗った。とりあえず家に帰れる、話を聞いてくれるひとがいる、とやっと安心して窓の外を眺めた。私は今、夜の1時に、きらきら光る銀座の大通りをタクシーで帰っている。大人になったんだな、とふと思った。もうとっくに大人になってるはずなんだけど。学生のころはこんなところ、デートじゃない限り来なかったし、タクシーにひとりで乗って帰る選択肢なんかなかった。寮の門限もあったし。新宿でオール、が私の飲み方だった。それが今、ちゃんとオールしないで引き上げる勇気と術を身に着けたのか、と思ったら、大人になった気がした。すごい次元の低い大人の実感の仕方だけど。


セブンで水餃子とパイナップルジュースを買ってMちゃんと電話。この数日に起こったことを全部一気に話して、くだらない話もして、気付いたら元気になっていた。Mちゃんと話すといつもそうだ。電話をする時には泣いていたとしても、電話を切るころには笑っている。不思議なくらい、楽しい気持ちになれる。3時ごろ私がうとうとし始めて、もっと話したかったけど、電話を切った。

【7月14日】人生は伏線だらけ!

7月14日土曜日
今日は夜、クラスの友達が大阪から戻ってくるので飲んで、その後はサークルの先輩が福岡から戻ってくるのでオールで飲むという予定。昼間はまた彼氏2の方と連絡が取れず非常にいらだった。連休になると連絡が取れなくなるのはちゃんとお付き合いをしていた時から。そりゃそうだ。遠距離の本命がいることを私はもう知っている。2年も前から。


それからこいつに一泡吹かせるためにまだ関係を続けてはいるけど失敗しそうだ。もうダメな気がする。でも昔だったら気長に機を待ちたい、とかまだ好きな気持ちがあったときは、未練が断ち切れなかったりしたけど。あれからもう2年。さすがに私も消耗してきた。こんな不毛なことで心を乱されたくない。こうやってダメージをくらえばくらうほど、倍返しにして仕返ししてやる、という気持ちが大きくなって、ますます引くに引けなってくる。何も手につかずどうしようもなくなっていたので、友人Mちゃんに連絡をしてすこし気持ちをなだめてもらう。


まあでもそんなことより、今日は楽しい飲みの二本立て。ばっちりメイクをして、夏らしいアホな恰好をして新宿に向かった。浮いた。この恰好で銀座をうろつくとすごく浮いた。けど、新宿についたら馴染んだのでよかった。


今日の友達とは久し振りに飲む。大学1年のころから、同じ中国語を落として一緒に少人数の再履修を受けており、まあまあ仲良くしてた子だけど、再履修が終わってからというもの、なかなか会っていなかった。


とりあえず、新宿の居酒屋に入る。まさかのここで年齢確認をされたので、びっくりした。たしかにとても24歳OLには見えない恰好をしてはいるけど。彼は私のとりとめのない話を熱心に聞いてくれて、相変わらず優しいなあ。と思う。


二軒目に入った居酒屋は、大学1年の冬初めて二人で飲んだ時と同じ居酒屋だった。本当にたまたま、偶然個室の居酒屋を探してたらそこに辿りついて、すごく懐かしい気持ちになった。その頃は二人でドライブに行ったりダーツに行ったり、田舎から出てきたばかりの大学一年生の私にとっては、それはとんでもなくきらきらしたまぶしい日々で。それで、その子のことも結構好きだった。昨日私は一件目からすごく飛ばしていて、それなりに酔いが回っていた。


私普段はすごく大人しいのに酔っぱらうとこう、何でもできる!!楽しい!!!楽しければ良い!!!くらいしか考えられなくなる。まじでなんで???全然別の人みたいになっちゃう。ツイッターのアカウントを切り替えるみたいに。


だから、酔いと勢いに任せて実は昔好きだったんだよねーとか、言った。小首をかしげて。この角度の時の私はかわいい、とか、わかってる。分かってるし体が勝手にしなを作るというか。中学の先生に小首の傾げ方で見つけられたり、高校の時女友達にくねくねするなといわれたり。でもしみついたその小細工が的確にヒットするようになったのは大学以来なんだけど。


なんでそんなことをわざわざ言ったかって、そんなの「なんか楽しそう」くらいにしか考えてなかったんだけど。そしたら向こうが予想以上にびっくりして、「え、なんで早く言ってくれなかったの?」って。久しぶりにドキッとしたかもしれない。4年前のこの場所で、もっと早く言ってれば、きっと全然違う人生だったんだろうな~と、ぼんやりする頭で考えつつ結局4年前と同じような流れで解散した。


4年前。あのころはまだ二人ともハタチで、あれから私達は大学を卒業して、今24歳になったわけだけれど、一体何が伏線かわからねえなー、と思いながら新宿から新小岩に向かった。今度ドライブに行く約束をした。この先どうなるのかは分からないけど、思わぬ言動が伏線になって、思わぬところで回収されるものだから、とりあえず行ってみてもいいかな、と思う。


新宿から中央線に乗る。でも終電ギリギリだったのでホームが違った!慌てて飛び乗る。そして御茶ノ水で乗り換える。あ、そうそう。こうやって乗り換えてた。2年半前、私はよくこの電車に乗って新小岩に通っていた。例の二股彼氏が昔住んでいたから。座った途端、吐きそうになった。でもそれは、幸福だった2年半前を思い出したからではなく、単純に気が抜けて酔いが回ってきたから。もうなんの感傷もない。ここに通って、楽しく過ごしていた日々があったっていう、記憶はちゃんとある。ここのお店によく飲みに行った。近くのセブンで良く買うおにぎりはこれ。帰り道あの時こう言った、ああ言った。こんなテレビを見て、部屋には何が飾ってあって、って詳細にも思い出せるけど。でももう、あの日々に戻りたいだとか、昔みたいに思わなくなった。まだ好きだったころ、二股を知った直後とかはあの頃に戻りたいっていう気持ちとともに何度も思い出してみては感傷に浸っていたものだけど。

 

新小岩駅は、すごい綺麗になっていた。
これは、私の知っている新小岩じゃねえ。もうあの頃は本当に戻ってこない。さっさと歩こう。先輩たちはガールズバーにいるらしいのでそこに向かった。けどまー、見当たらず。結局先輩たちとは外で合流。


先輩たちと合流して話していると、どうやら私がサークルのある女の子にめちゃくちゃ嫌われていることが発覚した。その子はサークルの同期の女の子で、二人で出かけるくらいには仲が良い唯一の子だったので、軽くショックを受けた。私が悪いのでその子に対しては何も言えないけれど。あーあー。もともと女友達が少ないのに、仲の良い女の子がどんどん減っていくことよ…。ま、いいんだけどね。合コンに行くとき困るくらいで。


ただその子の恋愛相談には二年生のときから乗っていて、その子の普段サバサバしてるのに、彼氏の話をすると恋する女の子ってかんじになるの、すごくかわいいと思っていたからそれを聞けないのは残念だなー。


それから結局いつも通りカラオケにいくことになった。
すごく楽しかった!楽しい!お酒を飲みながらみんなで歌うの楽しい!!採点で下一桁が一番低い人が飲むいつものやつをやった。挫・人間の下川最強伝説を歌ったら先輩二人もすきということで最強に盛り上がった。そうだ。あの雪辱の日々を思い出せ。あの頃からしたら、夢みたいな世界に私はいる!!!